こんにちは。商いの価値を再定義し伝える専門家、三浦事ム所の三浦路夫です。

「豊かな未来をつくる」。異論の出にくい、前向きな言葉です。ただ、その一文で、新しく受ける仕事を選べるでしょうか。

ブランドコンセプトを考える会議では、言葉の響きを比べる前に、何を判断するための一文かを確認したいと思います。

例えば、設備の保守をする会社が「設備担当者が異常に気づいたとき、次に何をすればよいか判断できるようにする」と考えたとします。

この一文なら、受付で何を聞くか、報告書に何を書くかを考えられます。修理した内容に加えて、今後見るべき箇所や連絡する目安が必要だとわかります。

短くする前に、相手の変化を書く

誰の、どんな場面に役立ち、その人がどうなれるか。まずは普通の文章で書きます。自社が何をするかだけで終えず、相手にとっての意味までつなげることが大切です。

その後、最近の依頼を一つ当てはめてみます。この考え方なら、どんな対応を優先するか。逆に、何を頼まれても引き受けることになるなら、まだ範囲が広いかもしれません。

また、言葉にした価値を提供できるかも確認します。判断を支援すると言いながら、担当者に説明する時間がなければ、必要な仕事が足りません。理想と現在の提供内容を分けて、整えるべきことを考えます。

社内で使う一文と、広告に載せるコピーは同じでなくても構いません。判断のためには少し詳しく、お客様への入口には短い表現を使う方法があります。中心の価値が変わっていないかを確かめます。

コンセプトができたら、額に入れる前に一つの仕事で使ってみてください。「この考え方があったから、こう決めた」と話せるなら、その言葉は会社の中で働き始めています。

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